2023年02月04日

短歌『ヒヤシンス』

図書館の少女に光る夕日あり時を忘れて読むあなたなり
  
朧なる月を探して歩道橋街包むなり幻想世界

風光りこぼれる雫手で受けるあなたの瞳遠くを見れり

花魁の下駄の響く故郷に桜舞散り歳は重なる

梅里の川に映えりし残雪に風と共に君想うなり

新しい命の息吹春の夜炎のごとく花のごとく

春に沿い背筋伸ばしてヒヤシンス真似る我にも風は爽やか

#短歌
posted by ホーライ at 14:06| Comment(0) | 短歌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。