2010年07月27日

20代のとっておきの過ごし方(4)

会社が「自律型人材」を求めていることは分かりました。

それでは、この自律型人材になるためにはどうしたらいいのでしょうか?
そもそも、自律的に成長できる若手ビジネスパーソンはどういうスタンス
を持って、日々を過ごしているのでしょうか?
それは次の3つです。

(1)成果のために自分軸を手放すことができ、相手軸で物事を考えられる。

(2)成長に対して健全なる飢餓感を持っている。

(3)短期的な成果だけでなく、長期的な成果にも視点が移せている。

これら3つのうち、特に今の若手ビジネスパーソンが持ちにくいのは、
(1)の「自分軸を手放す」ことです。

誰しも自分が大切にしたいこと、やりたいこと(自分軸)は存在するものです。

自分のネガティブな「思い」「感情」はいったん横に置いておき、目の前
の人に全力でつくせる(相手軸に合わせる)ことが、自律的に成長する
ために求められるものなのです。

------> 成長できない人は、自分軸を手放せない。



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20代のとっておきの過ごし方(3)

「自ら成長する」とは、どういうことでしょうか?

1)どんな環境でも育っている
2)笑顔が多くて前向き
3)原因を環境・周囲に求めず、自分ができることに集中している。


1)どんな環境でも育っている

配属される部署、初めて行う仕事、部内の風土、最初につく上司・先輩
のスタイルは会社によって、仕事内容によって大きく異なります。
仕事の難易度も、時間に対する考え方も教えられ方も違います。
しかし、育ち力の高い人間は、どんな環境でも成長することができます。


2)笑顔が多くて前向き

話をする時に、笑顔が多い人。
相手の顔をしっかり見て、楽しい時でも、つらい話でも、ときおり
自分を認めたように笑顔で返してくれ、気持ちよさを感じさせてくれる
人です。
どんなことでも、プラスで物事を解釈しており、「物事に前向き」
と感じられる人は、どんな場所でも成長しています。



3)原因を環境・周囲に求めず、自分ができることに集中している。

他の人はできているのに、自分だけ出来なかったとしたら、泣き言
のひとつや二つ出てくるものです。
でも、育ち力の高い人は、文句を散々言い放ったあとは、それで終わり
にします。
気持ちを切り替えて、最終的には自分ができることに集中します。


これらの3つをまとめると、「育つ力」とは、「自律的に育っている」
ということになります。



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2010年07月17日

20代のとっておきの過ごし方(2)

若手ビジネスパーソンにとって大切なことは、どんな環境に置かれても育つ、
成長できる「自分」でいることだ。

残念ながら「こういう環境だったら成長できますが、あんな環境では成長
できません」と、環境のせいにできるほど、世の中は甘くない。

そして、その環境に出会うまで部署異動や転職を続けているうちに、
同期たちとはかなりの差がついてしまう。

「どんな環境でも、自ら育って、成長することで、ファーストキャリアは
築くことができる。」

自分が何を知っていて、何を知らないのかに気づかなければ、何もできない。

仕事の環境も大事だが、それ以上に大事なのは、その環境で自分が考え、
どう行動するかが重要である。
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